女性のイライラの周期!

女性は周期的にイライラすることが多いです。イライラしやすい時期として注意しなければならないのは、生理前です。排卵期が終わる生理1週間前からは黄体期と呼ばれ、エストロゲンの分泌量が減る一方でプロゲステロンが増えます。エストロゲンはセロトニンという精神を安定させる神経伝達物質と深い関係にあり、エストロゲンの分泌量が減ればセロトニンの分泌量も減ってしまいます。

生理が始まる1週間くらい前はセロトニンが不足するので、いつもは受け流せることでもイライラして精神的な不調を招きます。また生理前は子宮にたくさんの血液が送られて、脳に送られる血液が少なくなる傾向があります。

日頃から貧血である人は、生理前にイライラするという貧血の症状が現れやすいです。イライラ解消の食べ物としておすすめなのが、大豆製品です。大豆製品には豆腐や豆乳、味噌など様々な食べ物があります。大豆に含まれるイソフラボンがエストロゲンに似た働きを持っているため、ホルモンバランスの乱れが整って生理周期による不快な症状が軽減されます。

貧血の人は鉄分を多く含む食べ物を積極的に食べます。鉄分にはヘム鉄と非ヘム鉄があり、ヘム鉄の吸収率は10%~30%ですが非ヘム鉄は5%以下とほとんど吸収されません。ほうれん草やひじきなどは非ヘム鉄が多く、レバーや牛肉などにヘム鉄が含まれています。

動物性タンパク質やビタミンCと同時に摂取すれば吸収率が上がるので、食事メニューを工夫すると良いです。セロトニンはタンパク質を原材料としているため、良質なタンパク質を摂取することでイライラやストレスを緩和することができます。肉類や魚介類に多く含まれるトリプトファンというアミノ酸は、セロトニンを増やすのに効果的です。

イライラを紛らせるためにお酒を飲むのは適切ではありません。生理前は体が大きく変化しているので、アルコールを分解する肝臓の機能も低下しています。

肝臓が弱っている時にお酒を飲んでしまうと、二日酔いや悪酔いを引き起こして体がだるくなり精神を不安定にさせます。寝る前のアルコールを睡眠を浅くするので、ホルモンバランスがますます乱れてしまいます。また低用量ピルを服用することもおすすめの対策です。

ピルにはエストロゲンとプロゲステロンがバランス良く配合されています。経口避妊薬として認知されていることが多いですが、ホルモンバランスを整える効果も持っています。吐き気や頭痛といった副作用が心配で服用しない人もいますが、低用量ピルは配合するホルモンの量を少なくしているので副作用も抑えられています。

始めて服用すると1週間~2週間ほど気分の悪さや不正出血を起こすことがありますが、服用し続ければ症状が出なくなります。低用量ピルを継続して飲むと生理周期が28日になるなどメリットが多いです。プロゲステロンの量が日頃から安定していると、子宮内膜が厚くなりすぎないので生理前の不調が出にくくなりイライラも減ります。低用量ピルは産婦人科などで生理に関する相談をしないと処方されません。

産婦人科に行くことに抵抗がある人は、自分に合った漢方薬を処方して体調を整えるという方法もあります。漢方薬は西洋薬のように一つの症状に対して一つの有効成分を用いて治すという考え方を持っていません。

その人の体質に合わせて生薬を調合するので、一つの薬で複数の症状が改善します。桂枝茯苓丸や桃核承気湯などを薬局で購入すればイライラが治まる可能性があります。これらは冷え性気味で情緒が不安定になりやすい人に処方されることが多いです。体質改善するまでは効果の有無が分からないので、継続的に服用することが大切です。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする